脊柱の分節運動(せきちゅうのぶんせつうんどう)とは、脊柱(背骨)の各セグメントが独立して運動する現象を指します。脊柱は、頸椎(首の部分)、胸椎(胸郭の部分)、腰椎(腰の部分)など、複数の椎骨から構成されています。各椎骨は、靭帯や筋肉などの組織によって結合されていますが、それぞれのセグメントは一定の自由度を持って運動することができます。 脊柱の分節運動は、個々の椎骨の可動性によってもたらされます。通常、健康な脊柱では、各セグメントが微小な動きを持ち、全体として柔軟性と可動性を保っています。この分節運動は、日常生活の動作や姿勢の変化、体の回転や屈曲などの運動の際に重要な役割を果たします。 例えば、体を曲げたり回したりする際、脊柱の各セグメントはそれぞれ微小な運動を行い、全体として柔軟な動きを実現します。この分節運動によって、負荷や力の分散が行われ、脊椎や周囲の組織にかかる負担が均等に分散されます。 一方で、脊柱の分節運動に問題がある場合、柔軟性や可動性が制限されることがあります。例えば、椎間板の変性や椎間関節の機能障害、筋肉のバランスの乱れなどが原因で、分節運動が制限されることがあります。これにより、脊柱の特定のセグメントに負荷がかかりすぎるため、痛みや不快感が生じることがあります。 脊柱の分節運動は、姿勢の維持や動作の柔軟性を確保するために重要な要素です。適切な姿勢や体の動きを保つためには、脊柱の分節運動が円滑に行われることが望まれます。
クリ先生
背骨って何個あるか知ってる?
リバ子
たくさんの骨があるのは分かるけど幾つあるんだろう?
クリ先生
正解は24個です!
リバ子
そんなにたくさんあるの〜
!?
クリ先生
では、なぜこれだけたくさんの骨があるのか?
リバ子
滑らかに動くため!!
クリ先生
大正解!!
でも、現代人はこの背骨の動きがとにかく悪いんです・・・
リバ子
何がいけないのかしら?やっぱり運動不足が原因なのかしら