ホルモンはからだのさまざまな働きを調節する化学物質です。からだの外側・内側で環境(かんきょう)の変化が起きても、からだは状態を常に同じになるように保つように働きます(恒常性)。 この恒常性を維持する際に、各器官や臓器に対して出す様ざな指令、これがホルモンです。 ホルモンはからだの中の内分泌腺(ないぶんぴつせん)というところで作られています。 内分泌腺には、脳下垂体(のうかすいたい)、甲状腺(こうじょうせん)、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺(せいしょくせん)などがあり、それぞれにちがったはたらきのホルモンが作られています。ホルモンは血液によって全身に送られ、内臓の機能やからだの調子を整えるような、さまざまなはたらきをしています。 このほかにも、じん臓では血圧を調整するホルモンや、骨髄では赤血球を作るように刺激をあたえるホルモン、脂肪組織では体脂肪を一定に保つためのホルモンなど、からだの各器官でさまざまなホルモンが作られています。現在、ホルモンとして確かめられているものは100種類ほどあり、さらに発見され続けています。 どのホルモンもほんの少しの量で効果を発揮します。ホルモンが必要な時期に必要な量を作られることにより、からだのバランスは保たれています。多すぎたり少なすぎたりすると、さまざまな病気を引き起こします。
クリ先生
ホルモンバランスの乱れが、、、なんて言葉をよく聞きますよね
リバ子
特に女性はホルモンバランスの乱れが美容にも関係するから余計に気になるわ!
クリ先生
ではホルモンは何で、どこで作られ、どの様な作用するのか知っていますか?
リバ子
単語は聞くけど、仕組みや作用は全く分からないわ〜
クリ先生
適切に分泌されなくなったり、作用しなくなてしまうと、たくさんの不具合を生み出します。
リバ子
どうやったら適切に分泌されるのかしら?気になる〜
クリ先生
では、ホルモンの仕組みを分かりやすく解説しましょう!!