実は人類の進化はここ1万年でほとんど起きていません。 という事は、現代を生きるみなさんの体は旧石器時代を生きていたはるか昔の先祖となんら変わらないのです。 そしてもひとつ、重要の事実が隠れています。 それは私たち人類の体は、旧石器時代の環境に適応するように設計されているということです。 つまり体はそのまま旧石器時代バージョンになっているのに、生活環境だけが激変してしまっています。 そのことによって大きな不具合が発生してきています。 生活習慣病や運動不足からくる肥満、姿勢の悪化や、脳神経系の不具合(鬱や記憶力の低下など)。 旧石器時代がどのような暮らしだったのかを理解することと、私たちの体の仕組みを知ることで、発生しうるリスクに備えることができるのです。 今回の動画では、この体の視点と過去の暮らしの視点の両側からお話していきます。 ※屋外での収録なので音声に騒音が入っています。ボリュームにご注意ください。
クリ先生
今の人間の能力っていつできあがったのか知っている?
リバ子
ええ〜?検討もつかないわ
クリ先生
少なくとも一万年前にはできあがっていたとされています。
リバ子
ということは、私たちはその頃のままなのね。
クリ先生
そうなんです。移動するのには足を使うのが当たり前だったんです。
リバ子
今では車や自転車や楽に移動ができるようになってしまってるわね。
クリ先生
そうなると、どんどん移動する能力が落ちてきますよ。
他にもどんな能力が落ちやすいのか考察していきましょう!