腰痛008 椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)は、脊椎の椎間板と呼ばれるクッションの役割を果たす組織の一部が損傷し、内部のゼリー状の物質が椎間板の外側に漏れ出す状態を指します。具体的には、椎間板の外周部分が破れ、内部の核と呼ばれるゼリー状の物質が脊髄や神経根に圧迫を与えることで痛みや症状が生じる状態です。

椎間板ヘルニアは通常、腰椎(腰部)または頸椎(首部)の椎間板に起こります。腰椎ヘルニアは最も一般的であり、頸椎ヘルニアも頻繁に見られます。

椎間板ヘルニアの一般的な原因は、椎間板の組織の劣化や損傷です。加齢に伴い椎間板の水分含有量が減少し、組織が弱くなることがあります。また、急激な負荷や重い物の持ち上げ、不適切な姿勢、脊椎の繰り返しの負荷なども椎間板ヘルニアの原因となる可能性があります。

椎間板ヘルニアの症状は、圧迫された神経によって引き起こされることがあります。一般的な症状には、腰痛や首の痛み、放射痛(腕や脚に痛みやしびれが広がる感覚)、筋力低下、感覚異常、運動制限などがあります。症状の具体的な現れ方は、ヘルニアの位置と圧迫される神経の場所によって異なります。

診断は、症状や身体的な評価、画像検査(MRIやCTスキャン)などを組み合わせて行われます。治療の方法には、保守的な方法(安静、薬物療法、物理療法など)や手術的な方法(ヘルニアの摘出手術)があり、症状の程度や個人の状態に応じて選択されます。

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https://youtu.be/G9zad2918j0

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