腰痛004 腰痛のほとんどが原因不明？

2023 7/28

2023年6月26日 2023年7月28日

腰痛の原因は個人によって異なりますが、確かに特定の原因が特定できない場合もあります。腰痛の原因を特定することは、しばしば医療専門家による詳細な評価と診断を必要とします。

一般的な腰痛の原因としては、以下のようなものがあります：

筋肉や靭帯の緊張や炎症: 長時間の座位や不適切な姿勢、過度の運動、けがなどが原因で、腰部の筋肉や靭帯が緊張や炎症を起こすことがあります。

椎間板の変性: 椎間板の組織が劣化し、ヘルニアや変性椎間板症などが引き起こされることがあります。これにより、神経根への圧迫や炎症が起こり、腰痛が生じることがあります。

脊柱の異常: 脊椎の異常、脊椎カーブの変化（例：脊柱側わん症、脊柱管狭窄症など）や脊椎関節の病気（例：腰部分離症、腰椎分離症など）が腰痛の原因となることがあります。

外傷やけが: 転倒、事故、スポーツの負傷などによって、腰部に外傷が起こり、腰痛を引き起こすことがあります。

病態や疾患: 関節炎、骨粗鬆症、子宮内膜症など、他の病態や疾患が腰痛の原因となることがあります。

ただし、腰痛の原因が特定できない場合もあります。これは、非特異的な腰痛（非特定性腰痛）として知られており、多くの人が経験する一時的な痛みです。非特異的な腰痛は、日常生活の活動や姿勢、ストレス、筋力のバランスの問題などが関与している可能性がありますが、明確な特定の原因が存在しない場合があります。