腰痛完全ガイドマップ

腰痛は、腰部(背中の下部)に感じる痛みのことを指します。腰痛の正体は多岐にわたり、以下にいくつかの一般的な原因を挙げますが、その原因によって対処方法もさまざまです。対処方法が違うのでかかるべき施設が、医者やトレーニング施設や整体などとそれぞれ変わります。
ご自身である程度の目星を付けてからかからないと、あなたの貴重な時間とお金と労力を無駄にしてしまうかも知れません。
ここである程度の目星を付けてみましょう!

腰痛の原因

  1. 筋肉や靭帯の損傷:腰部の筋肉や靭帯が過度に伸ばされたり、急激な運動や重い物の持ち上げなどによって損傷を受けることがあります。筋肉痛やひねり傷などが原因となることがあります。
  2. 椎間板の問題:椎間板は脊椎の骨の間にあるクッションの役割を果たしています。椎間板ヘルニアやディスク変性など、椎間板の損傷や変化が腰痛の原因となることがあります。
  3. 脊柱の異常:脊柱の曲がりや歪み、脊椎のすべりなどが腰痛の原因となることがあります。例えば、脊柱側弯症やすべり症などが該当します。
  4. 脊柱管狭窄症:脊柱管内の神経組織に圧迫がかかり、神経の機能障害や痛みを引き起こす状態です。
  5. 炎症性疾患:関節リウマチや強直性脊椎炎などの炎症性関節症が腰痛を引き起こすことがあります。
  6. 外傷や骨折:腰部への外傷や骨折によって腰痛が発生することがあります。

腰痛を引き起こすストレスの種類

腰痛の原因はこの三つのストレスが繰り返し、断続的にかかることによって発生します。完全に腰痛の原因を取り除くためにはこれらのストレスがかからないように、姿勢の改善や動作の修正が必要となります。

クリ先生

腰痛ってならない人はほとんどいないんじゃないかな?
リバ子さんも腰痛ありますか?

リバ子

庭仕事をしてる時とか、立ち上がるとイテテとなることはあるわ

クリ先生

それも腰痛の一つですよね。

リバ子

腰が痛かったら全部腰痛なのね

クリ先生

ものすごく、ざっくりとしてますよね。この腰痛に関してもっと細かく分類をしていきましょう!

リバ子

はい!

腰痛の分類

この図の様に、痛みが発生する部位によって腰痛の発生原因やストレスの種類が変化します。

痛みへの対処(急性期)

腰痛が発生した場合、以下の対処法を試してみることが役立つ場合があります。腰痛の急性期の期間は個人によって異なりますが、一般的には急性腰痛の期間は2週間から4週間程度とされています。急性期は、腰に急激な痛みや不快感が生じ、症状が最も激しい段階を指します。

急性腰痛は、通常、急な負荷や姿勢の変化、怪我、筋肉の緊張、腰椎の損傷などが原因となります。この期間中は、安静にしているほうが良い場合もありますが、専門家の指示に従い、軽いストレッチや適切な運動を行うことで症状を改善させることができる場合もあります。

ただし、痛みが2週間以上続く場合や、激しい痛みやしびれ、または脚に力が入らないなどの症状がある場合は、専門家の診断と適切な治療を受けることが重要です。

下記の対処法を試しても痛みが続く場合は、必ず医師に相談して専門的なアドバイスを受けるようにしてください。自己判断で重篤な問題を無視することは避けるべきです。

  • 休息と安静:腰に負担をかけないようにして、安静にしましょう。ベッドで横になることや、痛みを感じない姿勢を見つけることが大切です。
  • アイシング(冷却):痛みのある部分にアイスパックや冷却ジェルを数十分間置くことで、炎症を抑えたり痛みを和らげることができます。ただし、氷を直接肌に触れさせないようにし、タオルなどで包むことが重要です。
  • 温める:アイシングとは逆に、温めることで筋肉の緊張を和らげることができる場合もあります。温湿布や温かいシャワーを利用しましょう。
  • 適切な姿勢:正しい姿勢を保つことが腰痛の改善に役立ちます。座るときや立つときに背筋を伸ばし、腰を丸めないように注意しましょう。
  • 軽いストレッチと運動:軽いストレッチや腰回りの筋肉を強化する運動を行うことで、腰の負担を減らすことができます。ただし、無理な動きや運動は避けてください。
  • 消炎鎮痛薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの市販薬は、炎症を軽減して痛みを和らげるのに役立つ場合があります。ただし、過剰摂取を避け、使用前に医師や薬剤師に相談してください。
  • サポート具の使用:腰のサポートをするためのサポートベルトや腰用の枕を使用することで、腰痛の緩和に役立つことがあります。
  • ストレスの管理:ストレスは筋肉の緊張を引き起こすことがあります。適切なストレス管理技術を取り入れて、緊張を和らげることが大切です。

原因に対してのアプローチ方法

腰痛に対する運動療法は、腰の筋肉を強化し、柔軟性を促進することで症状の改善や予防を目指すものです。ただし、個人の状態や痛みの程度によって適切な運動が異なるため、以下の運動を始める前に、トレーナーや理学療法士の指示に従うことが重要です。

以下は一般的に腰痛に対する運動療法の例です:

腹筋運動:腹筋を強化することで、腰を支える筋肉を鍛えることができます。背中を床につけた状態で膝を曲げ、両手を耳に軽く触れるようにして上体を起こし、ゆっくりと下ろす動作を繰り返します。

背筋運動:背中の筋肉を強化することで、姿勢の改善に寄与します。うつ伏せになって両手を床につけ、上半身を上げてゆっくりと下ろす動作を繰り返します。

ピラティス:ピラティスは腹筋や背筋を含む体幹の強化に重点を置いたエクササイズです。正しい姿勢と呼吸に注目しながら行うことが大切です。

ストレッチ:腰回りの筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行います。ハムストリングス(後ろ太もも)、腰のストレッチ、股関節のストレッチなどが含まれます。

ウォーキング:適度なウォーキングは有酸素運動を提供し、腰痛の改善に役立つことがあります。

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